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zoom RSS カラバ侯爵の御為に

<<   作成日時 : 2008/09/24 15:24   >>

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「I do all for My Lord Marquis of Carabas」1620×1303mm, oil painting, 2008
この絵は、現在シリーズとして製作中の十二支の動物にちなんだ「子(ネズミ)」の絵です。ネコ娘の方が断然目立っていますが、実は食べられるネズミが主人公だったりします。

 この絵と同時に「牧神の午後ー市場に続く道ー」を制作していました。今にも殺られそうな子牛を描いていると可哀想で、もらい泣きしそうになりました。しかし、今にも食べられそうなネズミ(大男)を描いている時は、
「そうそう。やっちゃいな!!」
という気持ちになるのです。。不思議です。。。


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「I do all for My Lord Marquis of Carabas」Block print on paper,148×100mm ,2007
 これは「長靴をはいた猫」の中の、猫が大男(魔法使い)を言いくるめ、ネズミにして食べてしまう場面を、絵にしたものです。

 元になるストーリーがある場合は、下絵を考える段階で、ある程度その話や時代背景を、理解しなければいけません。本、ネットなどで色々調べると「長靴をはいた猫」は、機智にあふれたオス猫として扱われる事が殆どでした。

しかし、作家の由良弥生さんは「役割としては完全に女性である。」と言われています。古来フランスでは、猫は邪悪の象徴であり、性的魅力でもって男性を惑わす女性の象徴だそうで、ふむふむ、なるほどです…この場面に限っては、メスにしても差し支えないだろう……と、ネコ娘にする事に決めました。
 
 ネコ娘をデザイン化するにあたって困ったのは、顔でした。これ自体、想像の産物で、資料を探そうにも結構少ないのです。
 ジェームスキャメロンのTVドラマ「ダークエンジェル」とかミュージカル「キャッツ」とか…色々見てみたものの、どうもしっくり来ず、結局一番参考になったのは、演歌歌手であるYAさんのお顔でした。

 どうにかイメージがまとまった所で、自分の描いたネコ娘を見た時、一つの疑問が生じました。「この人、本当にカラバ侯爵のために、大男を食べたのかな?」と。
 つまり“カラバ侯爵のため”というのは大義名分で、本当は、ただ頭からバリバリと食らいたかったのではないか、と考えたのです。

 なぜならば、私もネコを三匹ほど飼っていますが、間違っても主人のために命を投げ出すような、忠義な者達ではないのです。
純粋に本能に忠実、言うなれば「三度のメシ至上主義」でしょうか。

そんな事を、つらつらと考えながら制作した版画です。

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