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「The ghastly apparition, A picture of vampire family」 410×636mm, oil painting, 2005 この絵は、以前デパートの個展に出品たものの「場にふさわしくない」と判断されて、途中で下げられてしまった、ある意味、思い出深い絵です。 ごくごく親しい友人をモデルに描いたもので、自分では結構、気に入ってます。デパートのお客様の中には、この絵の前に立って「恐い…」と、他の絵も見ずに、お帰りになられた方も居たそうです。 その時は「えぇっ、この程度の絵の、何がそんなにいけないの?!」と心底、驚きました。こんな風に書くと、まるで恨んでいるみたいですが、いえ、けっして恨んでなんかいませんよ……。 とにかく、見ての通り「ドラキュラとその妻 ザ・日本人バージョン」です。ドラキュラ伯爵は実在ではヴラド・ツェペシュ(ヴラド3世)とされていますが、私のイメージではフランシス・フォード・コッポラ監督の「ドラキュラ」でしょうか。 既に沢山の小説、映画などがありますので、ここでは割愛しますが、これまでのドラキュラ作品とは一味違ったロマンスを中心とした映画です。 最愛の妻であるエリザベータを失い、神への復讐を誓ったドラキュラ伯爵は、血を糧に400年以上生きながらえ、エリザベータと瓜二つのミナと出会う、という恐ろしくも美しい、執念のロマンチックストーリーです。 まぁ、大層なコンセプトなどなくて「超長生きしてね☆」くらいの、軽い気持ちで描いた肖像画なのですが、そんなに恐いかな……。 |
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