腐麗棒意・ 因幡の白ウサギ編 (プレイボーイ・いなばのしろうさぎへん)
「PLAY BOY ! White rabbit of INABA version 」Block print on paper,148×100mm ,2007
「因幡の白兎」は、出雲神話の一つです。通常は白兎が浸透していますが、古事記のうち素菟(素兎)が正しく、裸の兎の意味だそうです。
島を抜け出したかった兎さんは、海のさめを騙し、あと一歩で渡れる時に、さめをバカにする発言をして生皮をひん剥かれてしまいます。塩水に裸をさらし苦しんでいた所、通りかかった大国主に助けられます。
「真水で体を洗い、蒲の花粉を取ってその上で寝ると良い」と教えられた兎が、それを実行するとフワフワの元通りに直った、そうで「そんなワケあるか!」と言いたくなる話が、古事記には沢山あります。
十二支がモチーフになっている「兎」では、皮を剥がれた兎=丸むけのバニーさんにしました。このシリーズは「男性VS女性」を第二のテーマにしているので、サメに無理矢理おじさんを突っ込んでしまいました。
安直な感もありましたが、それしか思い浮かばなかったのです。
というのも、大学生時代にバニーのアルバイトをしていた事もあったからです。着るとカワイイのですが、脱いだ後の情けない形と言ったら……バニーコートの形態には、絶対の自信があります!
その時、学費を自分で払ってましたし、画材代もけっこう値が張ります。様々な仕事をしましたが、時給の良さで水商売に勝るものはなし!!
いま考えれば、最小限の働きで最大限のお金を貰える、素晴しいアルバイトでした。しゃべってばかりで仕事しない、注文は間違えるで、ひどい働きでしたが「こんな仕事のできない貧乳を雇ってくれたM店長、本当にありがとう!」と感謝の気持ちで一杯です。
店長がこのブログを見る確率は、限りなくゼロに近いと思いますが、この場を借りてお礼を言いたいと思います。
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「おじ様は尻尾がお好き 」Block print on paper,90×70mm ,2006
こちらは「circle of 12」と名付けた、初代・卯(兎)の版画です。
働いていて思ったのですが、おじ様方は皆、バニーのしっぽを取るのが好きでした。「あは…やめてくださいよ~」と顔で笑いながら「なにすんのさ!んナロ~!」と心で罵った事も、今では良い思い出です。
つまるところ人は、白くて丸くてフワフワしたものに心惹かれるのではないか、と思います。


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